軽くておしゃれな本格カメラ|FUJIFILM X-M5 実写レビュー

いつもの風景も、カメラを通すと別物に ───

今回は可愛くてつい持ち歩きたくなる、「FUJIFILM X-M5」を紹介します。

目次

導入 – X-M5 と出会ったきっかけ

旅行や散歩のとき、スマホで撮影することが多っかたのですが、どこか物足りない。
「SNSで見るような、空気感まで伝わるきれいな写真が撮ってみたい」
そんな思いからカメラに興味を持ち始めました。

でも、性能の良いカメラは黒くて大きなものが多く、どうしても”カメラマン”という印象に…。
身に着けるモノとしての魅力も欲しかった私は、

  • おしゃれなデザイン
  • スマホとは違うような写真が撮れる性能
  • 気軽に持ち運べるサイズ感

そんなカメラを探しました。

そして出会ったのが、クラシカルなデザインが美しい FUJIFILM X-M5 でした。

製品概要 – 詳細スペック

基本情報

センササイズ23.5mm×15.6mm(APS-C サイズ)
有効画素数約2610万画素
レンズマウントFUJIFILM Xマウント
本体サイズ111.9 mm×66.6 mm×38mm 1
本体重量約355g(バッテリー、メモリカード含む)
  1. レンズを付けていない状態 ↩︎

X-M5には、APS-Cサイズのカメラセンサーが搭載されています。
上の画像のように一般的なスマホのセンサーサイズは 1/2.3型と小型なセンサを積んでいます。

大きなセンサーのおかげで、光をしっかり取り込みながら柔らかく奥行きのある写真が撮影できます。

スマホと違った写真を撮りたい場合は、APS-Cサイズ以上がおすすめです

実際に使って感じた「良さ」と「気になる点」

持ち歩きたくなるデザインとサイズ感

まず何よりも、見た目がかわいい!!

このカメラを選んだ一番の理由が見た目です。
シルバーの上部にブラックのボディが調和したレトロなデザインは、まるでフィルムカメラのよう。
他のカメラにある”無骨さ”がなく、アクセサリーのように身に着けられるのが魅力です。

サイズも小ぶりで、重量は約355g。
ちょっとしたお出かけにも気軽に持っていけます。

「このカメラと出かけよう」そんな気分にさせてくれるカメラです。

スマホとは違う”味のある写真”

スマホの写真は明るくシャープですが、どこか人工的に感じることもあります。
一方、 X-M5 で撮った写真は光の柔らかさや空気感まで残してくれます。

大きなカメラセンサのおかげできれいに背景がボケ、スマホとは違った写真を簡単に撮影できます!

引用「https://www.fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-m5/

このカメラで特に便利なのが、左側に搭載された「フィルムシュミレーションダイアル」
シーンに合わせて、全部で11種類の中から色味や雰囲気を切り替え撮影することができます。

クラシッククローム
引用「https://www.fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-m5/
ASTIA/ソフト
引用「https://www.fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-m5/
  • クラシッククローム:落ち着いたトーンで、映画のワンシーンのような写真に
  • ASTIA / ソフト:柔らかく、優しい色味でポートレートにも最適

上記のように幅広いシーンに対してを使用可能です。
編集ソフト等で加工しない「撮って出し」でもきれいな写真を撮ることができます!

動画撮影にも強い

引用「https://www.fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-m5/

X-M5は、写真だけでなく動画撮影にも本格的に対応しています。
最大6.2K 29.97p、4Kでは 59.94pの撮影が可能。
スローモーション動画も撮れるため、旅の記録や日常のワンシーンを美しく残せます。

また、自由な角度で撮れる「バリアングルモニター」を搭載
自撮りやローアングル・ハイアングルの撮影にも便利です。

9:16の縦構図 での撮影にも対応しているので、SNS用のショート動画にもぴったり。
そのほか、「美肌モード」や「商品撮影モード」など動画撮影に便利な機能がたくさん搭載されています。

バッテリー持ちはやや控えめ

X-M5 の弱点を上げるなら、バッテリーの持ちです。
一日中撮影していると途中で切れる可能性が高いです。
動画の連続撮影時間は 約45分~50分 ほど。

ただし、カメラ本体は USB-C で充電できるため、スマホ用モバイルバッテリーで対応可能。
私は旅行中もスマホ充電器と併用して問題なく運用できています。
別途購入できるバッテリーがあっても安心でしょう。

液晶のバッテリー表示も5段階メモリのみなので、
「細かい残量を数値で確認できると使いやすいな」と個人的には感じました。

X-M5が合う人 ・ 合わない人

こんな人におすすめ

  • カメラの見た目やデザインを大切にしたい
  • スマホとは違った”雰囲気のある写真”を撮りたい
  • 軽くて持ち運びたいカメラが欲しい
  • 写真も動画もどちらも楽しみたい

📸 見た目も移りもこだわりたい人に、 X-M5 はぴったり。

初めてカメラを買う人でも、ダイヤルで色味を変えながらたくさんの表現を楽しめます。
また、X-M5 はミラーレス一眼なのでレンズを取り換えて楽しむこともできます。

おすすめできない人

  • ポケットに入るサイズ感が良いひと
  • 最大限カメラを楽しみたい人

続いて、X-M5 をお勧めできない人についてです。

一つ目は「ポケットに入るサイズ感が良い人」です。
X-M5はミラーレス一眼の中でも非常にコンパクトなモデルです。
しかし、レンズを装着するとさすがにポケットに収まるサイズではありません。

引用「https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/gr-4/

「出かけるときはポケットに入れて、気軽に持ち運びたい」という人には少し大きく感じるでしょう。
そんな方には、RICOH GR IV」というコンデジがおすすめです。
ポケットにも入るサイズで、起動時間も0.6秒なのでスナップ撮影に最適。
ただし、レンズの交換や動画撮影はできないで注意です。


2つ目は「カメラ自体を最大限楽しみたい人」です。
デザインと性能の両方を取り X-M5 を選びましたが、このカメラはファインダーやフラッシュが未搭載です。
そのため、見た目やサイズよりもカメラ自体の性能を良くしたいという人には少し物足りなさを感じるかもしれません。

引用「https://nij.nikon.com/products/lineup/mirrorless/z50_2/

そういった方には、 Nikon Z50 II 」のようなファインダー付きのミラーレスカメラがおすすめです。
Z50 IIであれば、しっかりとした操作感で撮影そのものを楽しむことができると思います。

このように、
身軽に持ち運びたい人」や「カメラという道具をじっくり味わいたい人」には、X-M5は少し合わないかもしれません。
一方で、軽さとデザイン性のバランスを重視しつつ、本格的な画質を楽しみたい人にはピッタリのカメラだと思います。

作例 – 日常の中に、ちょっとした非日常を

私が実際に撮影した写真を少しですが紹介したいと思います。
使用したレンズは「XC15-45mm」です。(キットレンズ)

初心者の私でも、ふんわりとしたボケと落ち着いたトーンの写真が撮れているのではないでしょうか。
撮っているときも、撮れた写真を見るときもとても心が躍ります🎵

まとめ – 本体も写真も、すべてが美しい一台

FUJIFILM X-M5
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 小型で見た目もかわいい
  • きれいで味のある写真が簡単に撮れる
  • FUJIFILM独自のフィルムカメラ感を楽しめる
  • 動画撮影にも適している
デメリット
  • バッテリーの持ちが少し良くない
  • ファインダーが未搭載

FUJIFILM X-M5は、
「撮ること」だけでなく「持つこと」も楽しませてくれるカメラです。

「このカメラと一緒に出掛けたい」そう私に思わせてくれました。
ぜひ、カメラを探している方は選択肢に入れてみてください!

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この記事を書いた人

Xを中心に情報発信やモノづくりをしています。

・ガジェットや便利アイテム
・自分に合う暮らしの思考
・想像を形にすること
が好きです。

あなたの“ちょうどいい”が見つかるきっかけになりますように

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